2014.7.23 新入生22名が、生田緑地について「頭で考え、身体で感じ、足で調べ」ました
社会学科の新入生22名が、「専修大学入門ゼミナール」(担当教員?後藤)にて、専修大学に隣接する「生田緑地」について調べ、その魅力や将来への提案をテーマとしたプレゼンテーションをおこないました。
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「専修大学入門ゼミナール」は、今年度よりスタートした科目(春学期半期)で、大学で学ぶための基本的な技法や、専修大学で学ぶことの意味や歴史、さらに社会学を学ぶ姿勢について、ゼミナール(演習)形式で学習します。そんな「入門ゼミ」において、担当教員?後藤クラスでは、専修大学の身近にありつつも学生はあまり知らない場所、生田緑地を対象として、<現場に足をはこんでみずから調べ、魅力や問題を発見し、そこからテーマを立て、ひとと議論しながら考えを深め、それをもとにプレゼンテーションする>という一連の課題に取り組みました。
22名は4つのグループにわかれ、生田緑地に足をはこんでその自然を体感したり、訪れている人たちにインタビューをしたり、様子を観察したり、施設を訪問して情報を集めたりと、「頭で考え、身体で感じ、足で調べる」ことを実践しました。ときに真剣に、ときに和気あいあいとした雰囲気のなか、グループワークを重ねながら、生田緑地についての知識や理解を深め、プレゼンテーションにむけて準備をすすめました。
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新入生にとっては、大学での授業方法や、社会学的にモノをみてみることなど、慣れない、はじめての経験ばかりで戸惑う様子もありましたが、みんな好奇心旺盛に学び、積極的な姿勢で取り組みました。
成果発表の当日は、社会学科の勝俣達也先生や嶋根克己先生らも特別にゲスト参加し、各プレゼンテーションへの講評をしてくださいました。社会学やプレゼンテーションの“達人”たちの鋭いまなざしを受け、緊張しましたが、学生たちはみんなしっかりと自分の言葉で表現し、プレゼンテーションをおこなうことができました。
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各グループのプレゼンテーションは、それぞれ創意工夫やメンバーの“味”をいかしたもので、はじめて作ったものとは思えない出来栄えでした。内容も、学生ならではの視点を活かしたフレッシュなアイデアや斬新な切り口、インタビューした結果をていねいに吟味するなかでうまれた発見など、興味深く、充実したものでした。
(以下に、各グループの発表タイトルと、メンバーの名前を、写真とともにご紹介します。)
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「生田緑地の施設と人の関係」 伊藤祥子?大野紀代菜?織口葉菜子?鈴木翔太?鈴木莉沙子 |
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「あなたと生田緑地~今後の生田緑地について考えよう~」 吉沢博道?前田ゆりこ?瀬崎未来?白石あき?佐野はやと?小峠勇眞 |
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「若者を呼ぼう!~生田緑地に若者を呼ぶにはどうすれば良いのか?~」 水澤里咲?甚野祥子?多木祐太郎?小泉智也?前田健太 |
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「母の塔グループpresents YOUは何しに生田緑地へ?!」 有竹智美?岩崎弘樹?武井葵?峯田舞美?村松宏起?森千紘 |
新入生たちは、「入門」の扉を開き、歩みはじめたばかりです。これからも、たくさん「頭で考え、身体で感じ、足で調べる」経験をし、学びを深め、充実した大学生活を送っていってほしいと願います。
(文責:後藤吉彦)